複数のOSに対応しているエディタ

今更過ぎて聞けない、テキストエディタの知識

複数のOSに対応しているエディタ

WinとMac、またそれ以外のOSにも対応

この世界は何もWinとMacの両極端なOSしか存在していないわけではない。日本人にとってパソコンOSといえばの代名詞には前者が大多数を占めれば、後者は少数の人々に愛用されているOSも存在している。中には『Linux』といったちょっと変わったOSを利用している人もいるが、やはり主力はWinであり、そして次点にMacと見て良いだろう。両者はそれぞれの進化を辿っているため、入り組む事はほとんどないと見ていいが、テキストエディタに関してだけ言うなら両方のユーザーで利用することが出来るソフトもある。ここでは複数のOSに対応しているテキストエディタについて話をしていこう。


すべてのOS対応となっているテキストエディタ

プログラミング作業をしている人にとってVimや、そのオリジナルとなったViと同様に愛されているテキストエディタが存在している、それが『Emacs』と呼ばれるものだ。こちらのテキストエディタが開発されたのは1970年代における、MIT人工知能研究所にて誕生した筋金入りの専門的な仕事をする人々にとって、優れた武器だ。ただ初めからEmacsとして誕生していたわけではなく、その前身となったのが『TECO』というラインエディタから、その物語は幕を開ける。その頃は現在一般的に知られているテキストエディタとは機能が異なっており、入力・編集・表示用といったように別々のモードが存在しており、文字を入力しても即座に表示されるものでもないのが、時代を感じるところだ。

そんなTECOがEmacsへと変遷したことによってさらなるユーザー獲得に成功すると、ますますプログラミング作業に適したソフトとして活用されていくことになる。機能においても多言語対応となっており、ソースコードの自動整形や色分け表示といった、プログラミングに便利な機能を多く備えていることもあって、開発者にとって欠かせないものが詰められたお菓子の箱、といったところだ。時々ネット界隈でもVi系列かEmacs系列のどちらを愛用しているかで論争になったりすることもある。人気がありすぎる由縁だともいえるところだが、どちらにするかは本人の使い勝手が良いと感じられるかどうかに掛かっている、そんなところだ。

海外ではこんなのも人気がある

さて、ここまで話したのはどちらかといえば日本を基準とした尺度で分析と考察をしたソフトが中心となっている。海外、特にアメリカでプログラミング作業を行っている人にしてみれば日本人プログラマーが利用しているソフトは扱いづらい、といった事を思うかもしれない。ではそんな海外ユーザーのテキストエディタに対するこだわりも深い上、利用しているソフトも必ず決まっているわけではない。そんな海外ユーザーが愛用しているテキストエディタにはどんな物があるのか、いくつか紹介していこう。

  • UltraEdit
  • TextMate
  • Sublime Text

日本のユーザーからすればどれも利用したことがないという人もいるかもしれない、それは良いとしてもだ。日本とは人口そのものが異なっていることを考えれば、色々なソフトを利用している割合が多くても何ら不思議なことではない。どれにするかはその人の作業次第だ。また作業中に良くある癖を生かして最大限、効率を向上させられるかが鍵だろう。誰かにこのソフトの方が使いやすいと勧められても、最終的に本当にそれが自分に適しているものなのかどうかまでは判断できないため、一先ず使ってみるに越したことはない。

先に紹介したVimを利用したいと考えている人もいるかもしれないが、何度も話をしているように熟練したプログラマーだからこそ使いこなせるものだということを念頭に入れておいて貰いたい。初めの段階、特にプログラミング作業をまだやりなれていない人は初心者の、シンプルなテキストエディタからやり方を学ぶところから取り掛かってみるといいだろう。

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