Home > Vim script

Vim script Archive

Hack #126: クリップボードを利用する

問題1

ふつうのテキストエディタであれば クリップボードにあるテキストがペーストされ、 コピーしたテキストはクリップボードに保存されます。

しかしVimではコピー/ペーストされるテキストは レジスタと呼ばれるVim内部の領域から読み書きされるため、 そのようにはなっていません。

クリップボードに対してコピー/ペーストを行なうにはどうすればよいのでしょうか。

解決方法1

Vimには クリップボードを表す仮想的なレジスタ"*があるため、 コピー/ペーストする際にそのレジスタを使用するよう指定します。 例えばクリップボードへ1行分のテキストをコピーする場合は 以下のコマンドを入力します:

"*Y

クリップボードからテキストをペーストする場合は 以下のコマンドを入力します:

"*p

問題2

Vimからクリップボードにアクセスする方法は分かりました。 しかし毎回"*を指定しなければならず、入力が面倒です。 Vim内でテキストのコピー/ペーストを行なう場合に、 何も指定しなくても自動的にクリップボードを利用するようにできないでしょうか。

解決方法2

以下のコマンドを実行します:

:set clipboard=unnamed

この設定を行なうと、 特にレジスタを指定せずにコピー/ペーストを行なった場合は クリップボードを利用するようになります。

また、xtermなどのX Window System下のアプリケーションでは 選択されたテキストが自動的にクリップボードへコピーされます。 VimのVisual modeでも同様の挙動にしたい場合は以下のコマンドを実行します。

:set clipboard=autoselect

もし両方の挙動が必要な場合は以下のように値をコンマ(,)区切りで指定します:

:set clipboard=unnamed,autoselect

問題3

基本的にGUI版のVimでしかクリップボードに関する機能は利用できません。 つまり、諸事情で端末エミュレータ内でVimを利用している場合は クリップボード関連の機能は使えません。

幸いなことに、 一部の環境ではクリップボードにアクセスするためのコマンドがあります。 例えばMac OS Xの場合はpbcopy/pbpasteでクリップボードの読み書きができるため、 :read !pbpasteなどとすればクリップボードの内容を取り込むことが できます。

しかしこのようなコマンドは入力が煩雑ですし、 何よりd/p/yのような Vim本来の操作と比べると不便です。 どうにかして"*と同様の操作性を実現できないでしょうか。

解決方法3

fakeclipを使います。 このプラグインをインストールすると Cygwin、Mac OS X、X Window Systemの非GUI版Vimでも "*Y"*pなどの操作ができるようになります (バージョン0.2.6現在)。

解説

Q. なぜ"*Yのようなまどろっこしい操作になっているのですか?

A. 祖先のviが生まれた頃にクリップボードなんてものはなかったからです。

Q. なぜ:set clipboard=unnamedがデフォルトでないのですか?

A. Vimのデフォルト設定は可能な限りviライクだからです。 そして祖先のviが生まれた頃にクリップボードなんてものはなかったからです。

参考資料

kana

Hack #100: vimrcにパスワード等を記述しなくてもよくする

問題

blogger.vim などの Plugin を利用する場合、 .vimrc にパスワード等の設定を記述する必要があります。 GitHubVimrcbox に .vimrc を公開している場合、そのままでは利用することができません。

解決

pitconfig.vim もしくは rbpit.vim を利用することで .vimrc に直接記述することなくパスワード等を設定することが可能です。

準備

pitconfig.vim を利用する場合は Perl インターフェイス付きの、 rbpit.vim を利用する場合は Ruby インターフェイス付きの Vim を準備してください。手元の Vim がこれらのインターフェイス付きでない場合は、ソースからコンパイルする必要があります。コンパイル方法については本 Hack の範囲を超えるので省略します。

また pitconfig.vim なら Config::Pit を CPAN から、 rbpit.vim なら pit を Rubygems からインストールします。

Plugin のインストール

pitconfig.vim または rbpit.vim を Plugin Directory へコピーしてください。 Plugin Directory については :h add-global-plugin を参照してください。

pitconfig.vim と rbpit.vim の違いは Perl インターフェイスを利用するか Ruby インターフェイスを利用するかの違いのみで、動作は同一です。1

設定

設定は Config::Pit の ppit コマンドや pit の pit コマンドから設定することが可能です。デフォルトのプロファイル名は vimrc ですが、変更することも可能です。

 pit set vimrc 

設定はYAMLとして記述します。例として blogger.vim の設定方法を記述します。

---
blogger_blogid = 7772225564702673313
blogger_email = blogger.vim@gmail.com
blogger_pass = bloggervimvim

また、 Vim の Command Mode から以下の要領で設定を行うこともできます。例として blogger.vim の設定方法を記述します。

:let g:blogger_blogid = 7772225564702673313
:let g:blogger_email = "blogger.vim@gmail.com"
:let g:blogger_pass = "bloggervimvim"
:PitAdd g:blogger_blogid g:blogger_email g:blogger_pass
:PitSave

デフォルトプロファイル名の設定

デフォルトでのプロファイル名は vimrc になっていますが、 g:pitconfig_default でデフォルトのプロファイル名を変更することが可能です。

コマンド

:PitLoad (プロファイル名)

プロファイル名に保存された設定をロードします。

:PitReload

デフォルトプロファイルをリロードします。

:PitAdd (変数名)

引数で指定した変数を :PitSave で保存する対象に設定します。変数名は複数指定可能です。

:PitDel (変数名)

引数で指定した変数を :PitSave で保存する対象から外します。変数名は複数指定可能です。

:PitSave (プロファイル名)

引数で指定したプロファイル名を使用して設定を保存します。引数なしで実行した場合はデフォルトプロファイルに保存します。

注意

MacVimを利用している場合、 pit は Mac OSX 標準の Rubygems (/usr/bin/gem) を利用してインストールする必要があります。 MacPorts を利用して ruby 及び rb-rubygems をインストールしていたとしても、使われるのは Mac OSX 標準の Rubygems になります。

from_kyushu

Hack #77: 縦に揃える

問題

Vimで表を記述するとき、整形のため自分でスペースを追加する必要があるシーンがあります。 また、yaccHaskellなど一部の言語では|などの記号を区切りとしてソースコードを縦に美しく揃える必要がある場合があります。

解決 — Align.vim

Align.vimをインストールし、さらに.vimrcに以下を記述します。

let g:Align_xstrlen=3

この設定は日本語など幅広文字に対応するためです。

以後、:[range]Align {separators}で指定した範囲を縦に整形することができます。

具体例

[range]を指定する方法は様々ありますが、例としてVisualモードで選択した範囲を対象として|という文字を区切り文字にして縦に整形してみましょう。

1

まずは範囲を選択。Vしてjjjと移動していき、

2

ここで:を打鍵すると:'<,'>まで勝手に入力されるので、続いてそのままAlign |と入力、

3

<Enter>で確定すると、

4

ばっちりできました。

議論

先ほど紹介した:[range]Align以外に様々なインタフェースが提供されています。詳しくは:h alignを参照ください。

なお、2009年9月24日現在の最新版のAlign.vim version 35では、:[range]Alignを実行するとカーソルが全く異なる場所に飛ばされてしまうというバグがあります。 しかも、<C-o>で元の場所に戻ることができません。 最もてっとりばやい解決方法は、uでAlign操作を取り消した上で元の位置に戻り、そのまま<C-r>で再実行することです。この場合なぜかカーソルは移動しません。

参考

ujihisa

Vimpressのご紹介

Vim-users.jpはWordPressを用いているのですが、このWordPressに投稿するvim scriptがありましたのでご紹介します。

Vimpress – Manage wordpress blog posts from Vim : vim online

インストール

vimpress.tar.gz を取得して展開したものを.vimディレクトリに保存してください。

また、このvim scriptはPythonを使用して書かれており、標準添付でないxmlrpclibというライブラリを使用しています。別途インストールを行ってください。

使用方法

.vim/plugin/blog.vimを開き、Settingsセクション内に以下の内容を入力して保存します。

  • blog_username: ユーザーID
  • blog_password: ユーザーパスワード
  • blog_url: http://vim-users.jp/xmlrpc.php

コマンドは以下になります。

  • 新規作成: :BlogNew
  • エントリ一覧: :BlogList
  • エントリ編集: :BlogOpen id
  • エントリ投稿: :BlogSend

ホーム > Vim script

Search
Feeds
Links
  • 公式
  • 勉強会
  • 情報
  • コミュニティ
  • プラグイン
  • vimrc
  • Meta
    Etc
    Creative Commons License
    This blog is licensed under a Creative Commons License.

    Return to page top